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河川に関する用語集
総合治水
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64.遊水地<ゆうすいち>
洪水を一時的に貯めて、洪水の最大流量(ピーク流量)を減少させるために設けた施設で、河道に沿って人工的に貯留施設を設け、河道と遊水地の間に設けた越流堤から一定規模以上の洪水を流し込むことにより最大流量の低減を図ります。

説明図

65.防災調整池<ぼうさいちょうせいち>
宅地や工場の造成に伴って、河川への流出量が増大するため、流出量を抑制するために雨水を一時的に貯留する施設を防災調整池といいます。一定規模以上の開発を行う場合には防災調整池を設置することにより流出量の増大を抑制します。

66.保水機能<ほすいきのう>
森林、雑木林などに降った雨は、その一部が地中に浸透し、水量を減らしながら、緩やかに川へと流れていきます。また、水田などは雨や洪水のたまり場として川の洪水を少なくすることが出来ます。こうした働きを保水機能といい、保水機能を持っている地域を保水地域といいます。

67.流出抑制<りゅうしゅつよくせい>
雨水が河川や下水道に直接的に流出する量を減らすことをいいます。。これにより、下流河川等に対する洪水の量が軽減される現象のことをいいます。

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