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河川に関する用語集
総合治水
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60.流域対策<りゅういきたいさく>
流域を治水上の役割に応じて保水、遊水、低地の三地域に分類し、それぞれの地域特性に則した対策を流域自治体の関係部局が連携して実施する対策のことです。

説明図

61.保水地域<ほすいちいき>
浸透などによって雨水を一時的に保水する機能を本来有する地域であり、治水上その機能を確保又は増大させる必要のある地域を言います。

62.遊水地域<ゆうすいちいき>
遊水地域とは、地形的には主として河川の上流域や中流域の河川に沿う低平地で、洪水時にしばしば氾濫して自然遊水地を呈する地域が該当し、雨水または河川の流水が容易に流入して、一時的に貯留する「貯留機能」を有している地域のことです。このような地域では、治水上、この機能を極力保持する必要があります。

63.低地地域<ていちちいき>
低地地域とは、地形的には主として下流部に広がる低平な沖積地上の市街地または自然地で、いわゆる洪水の氾濫原が該当し、低地地域内の雨水が滞留して河川に流出しない地域や、河川の流水が氾濫するおそれのある地域のことです。一般的に、人工・資産が集積した地域であり、それゆえ洪水に対する被害ポテンシャルも非常に高くなっています。

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