HOME 大和川について 河川に関する用語集
河川に関する用語集
河川一般
50音順目次へ カテゴリー順目次へ

18.高水敷、低水路<こうすいじき、ていすいろ>
複断面の形をした河川で、常に水が流れている部分を低水路と言います。低水路より一段高い部分の敷地のことを高水敷といいます。高水敷は平常時にはグランドや公園など様々な形で利用されていますが、大きな洪水の時には水に浸かってしまいます。

19.小段<こだん>
堤防が高くなるとのり長(斜面の上下方向の長さ)が長くなり、のり面の安定性を保つために、小段と呼ばれる水平な部分を設けることがあります。小段は、維持補修や水防活動といった作業を容易にする役割ももっています。

20.法勾配<のりこうばい>
護岸や堤防などの斜面の部分の勾配(傾斜、傾き)です。直角三角形の鉛直高さを1としたときの水平距離がnの場合、1:nと表示します。たとえば1:2は2割勾配、1:0.5は5分勾配というような言い方をします。2割勾配は5分勾配よりも穏やかで、5割勾配よりも急です。

説明図

21.護岸<ごがん>
川を流れる水の作用(浸食作用など)から河岸や堤防を守るために、それらの表法面(おもてのりめん:川を流れる水があたる堤防などの斜面)に設けられる施設で、コンクリートなどで覆う構造のものです。

説明図

前のページへ 目次ページへ 次のページへ