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河川に関する用語集
河川改修
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46.工事実施基本計画<こうじじっしきほんけいかく>
工事実施基本計画とは、改正前の河川法(昭和39年)に基づいて、河川管理者が計画高水流量や河川工事の実施についての基本となるべき事項を定めたもので、水系毎に河川の保全と利用に関する基本方針、基本高水、計画高水流量、主な河川工事の目的、種類と場所などを定めたものです。

47. 河川整備基本方針・河川整備計画(かせんせいびきほんほうしん・かせんせいびけいかく)
平成9年の河川法改正に伴い、これまでの「治水」「利水」に加えて「河川環境の整備と保全」が法の目的に追加されました。また、これまでの「工事実施基本計画」代わって、長期的な河川整備の基本となるべき方針を示す「河川整備基本方針」と、今後20〜30年間の具体的な河川整備の内容を示す「河川整備計画」が策定されることとなり、後者については、地方公共団体の長、地域住民等の意見を反映する手続きが導入されました。

48.基準地点<きじゅんちてん>
洪水を防ぐための計画を作成するときに、代表となる地点です。この地点で基本高水流量や計画高水流量を定め、その河川の改修計画が作成されます。大きな河川では、複数の基準地点が設定されている場合もあります。

49.基本高水流量<きほんこうすいりゅうりょう>
基本高水流量は、人工的な施設で洪水調節が行われていない状態、言いかえるなら流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量を表現しています。

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