現地調査の結果、出現割^※の高かった樹木は、ネズミモチ、ナワシログミ、アオキ、アラカシです。ネズミモチは約９割の地点で確認されています。 高木層で優占種となるエノキ、ムクノキ、クマノミズキなどを除くと、上位種のほとんどが照葉樹です。

※出現割合は、エノキ−ムクノキ群集30地点中、その樹木が出現した地点の割合

順位	区分	樹木名	出現 割合
1	照葉	ネズミモチ	90%
2	照葉	ナワシログミ	73%
2	照葉	アオキ	73%
4	照葉	アラカシ	63%
5	夏緑	ムクノキ	60%
5	夏緑	イヌビワ	60%
7	夏緑	クマノミズキ	57%
8	照葉	カゴノキ	53%
9	照葉	シロダモ	50%
9	照葉	ヤブツバキ	50%
11	夏緑	エノキ	47%
11	照葉	ヤブニッケイ	47%
13	照葉	ヒサカキ	40%
14	夏緑	ムラサキシキブ	37%
15	針葉	イヌガヤ	27%
16	夏緑	コナラ	23%
16	照葉	ヒイラギ	23%
18	夏緑	イロハモミジ	20%
18	照葉	ヤブコウジ	20%
18	夏緑	コバノガマズミ	20%