電子植生図鑑 植生検索

「木を見て山を見ず」とは、些細なことに目が向き、大局を見ないことのたとえ。まさしく、植生を見ることの大切さを現している言葉ですね。かつて、六甲山の森林は過度の利用により、大きなダメージを受けました。その後、緑化や植栽、残された森林を守ることにより、現在の植生ができあがりました。

六甲山の植生を見て、そして知ることができれば、その場所の環境、自然状態そして歴史までも知ることができます。ここでは六甲山に成立している主な森林植生を対象に、それらを見分けるためのヒントを紹介しています。そして、各植生について、現状や成立環境など、植生から読みとれることを解説しています。

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使い方

  • 山のピークや尾根から見える森林。広い範囲を俯瞰でき、植生の相観や立地特性を知ることができます。また、ハイキング道を歩いる時、自分が今いる植生を知ることができれば、その森の自然状態や森を構成する植物の組み合わせなどがわかり、六甲山を歩く楽しみも増します。そこでこのページでは、2つの場面に応じた植生の見分け方をまとめました。
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