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国道8号 米原バイパス

事業概要

 国道8号や米原(まいばら)市内の交通混雑の緩和、交通安全の確保を目的とした4車線のバイパス事業で、昭和41年度に事業着手しました。
 平成15年度までに6工区2.4km、7工区3.2km区間を4車線及び2車線で、平成24年4月に8工区2.5kmを2車線で開通しました。
 令和5年度は、9工区の調査設計、公共移設補償、改良工事、橋梁上下部工事を推進します。


米原バイパス道路図

 




事業の状況



 米原バイパスの整備効果予測(7工区供用のよる効果)

交通状況の改善

米原バイパスを利用することにより、米原バイパス分岐(顔戸交差点)から米原市役所米原庁舎までの所要時間及び平均旅行速度の大幅な向上が期待できます。

 現国道8号における沿道環境の改善

自動車から排出されるCO2、 NOx、 8PMの大幅な低減が期待できます。



米原バイパスに用いた新技術

高架部には、「大変位吸収システム」という新技術を採用しています。

「橋」は温度変化などによって橋桁が伸び縮みするため伸縮装置を設けます。
通常時及び中小規模地震時は、橋桁間の変位はさほど大きいものではないため、下図のように伸縮装置の伸び縮みで対応します。しかし、阪神・淡路大震災の ような大規模地震の場合、変位が大きいため、一部舗装を破壊しながらスライドプレートが移動し、その変位に対応します。