整備効果

整備効果

交通の円滑化
 大阪都市圏※1では、阪神高速の環状線を中心に交通が集中し渋滞しています。 

 淀川左岸線延伸部の整備により、大阪都市圏の外周をネットワーク化することで、阪神高速の環状線を通過する交通を外周に転換し、交通を円滑にします。

大阪都市再生環状道路整備による改善イメージ

迂回機能の確保
 都市高速道路においては、渋滞時に事故が発生しやすく、東大阪線では渋滞損失時間が全国ワースト4であり、大阪港線では事故が年間377件発生しています。 

 淀川左岸線延伸部の整備により通行規制時の迂回路としての機能はもちろん、災害時の避難・救護活動を支える広域的な輸送ルートとしての機能が期待されます。 


  国土交通省公表資料 都市高速道路の交通状況ランキングH31R1年)

大阪港線通行止め時の迂回ルート(東大阪JCT⇒湾岸舞洲)

地域の活性化
 臨海部と内陸部間の貨物の取扱量が年々増加し、平成5年と比較して約3倍に増加しています。
 淀川左岸線延伸部の整備により、物流が効率化し、沿線地域への新たな企業進出等、地域経済の活性化が期待されます。

阪神港(大阪区)~内陸部の輸出入コンテナ貨物量(陸送)の推移

枚方学研IC⇔湾岸舞洲における混雑時、通常時の所要時間※安定性比較

臨海部⇔内陸部の物流施設と物流ネットワーク

えんしんROBOと博士のコメント
  第二京阪道路との連携                 
 関西の大動脈として将来にわたり、地域の産業発展に寄与する社会基盤へ
 第二京阪道路と接続することにより、大阪ベイエリア(阪神港・夢洲・咲洲地区)と名神高速道路などの主要な高速道路を結び、物流の効率化や周辺地域との連絡強化による大阪・関西の経済活性化を目指します。

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