淀川河川事務所

館内マップ

淀川の歴史

流域の文化や活躍した先人達、洪水と改修の歴史を、所蔵物や映像、パネル等で紹介。

古代、大阪のほとんどは海でした。
長い年月をかけて、琵琶湖から注がれる淀の流れが土砂を運び、大阪の地を作ったのです。

歴史の中で、幾度も姿形を変えていった淀川。理由の半分は、自然の猛威の歴史。
そしてもう半分は、人と淀川との闘いの歴史です。

淀川資料館には、淀川と対峙し、歴史と文化を築いてきた人々が残した、貴重な本物の資料があるのです。ここへ来て、彼らの足跡に思いを馳せれば知られざる淀川の歴史に一歩近づくことができるはずです。

明治18年洪水時には地域は長期に湛水、網島地区の堤防を撤去し排水

明治30年 淀川改良工事計画図:縮尺1/60,000

スクリーンでの淀川の説明

スタッフによる淀川の説明も行います。

淀川人物辞典

淀川の歴史に登場する人物 を映像で楽しく知ることがで きます。

くらしと淀川

淀川の舟運と庶民文化の歴史を紹介。

安藤広重が描いた『三十石船に漕ぎ寄せるくらわんか船』。ここには、江戸時代の淀川の1コマが活き活きと描かれています。
古来より、人の暮らしと川とは船で結ばれてきました。特に、都への動脈となる淀川は、水運によって発展してきました。
つまり“天下の台所”大阪を支える雄大な道だったのです。

その道を往来した三十石船と、乗船した旅人に酒や食べ物を売るくらわんか船。当時の淀川を行き交う船は活気に満ちていました。
『飯くらわんか』『酒くらわんか』の河内弁のかけ声が印象的です。

くらわんか舟の商売人と乗客のやりとりは、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に詳しく書かれていますので、興味のある方は読んでみてください。
くらわんか茶碗は、くらわんか舟で使用されていた茶碗や餅受皿、鉢などの総称です。これらの食器類が淀川の浚渫工事の時に、川底から出てきています。
こうしてみると、当時の庶民的な人々の息遣いが聞こえてきそうです。

淀川資料館には、人々のくらしと淀川のかかわりを偲ばせる資料や 絵画、当時の道具、模型などが展示されています。
ここへ来て、二百年あまり前の暮らしに思いを馳せれば あなたの知らないくらしと淀川が見えてくるでしょう。

淀川の環境

淀川に住んでいる生き物、ワンドやヨシ原などを紹介。

淀川資料館では、淀川に住む、数々の生き物たちの生態が学べます。

どこにどんな生き物が住んでいるのか。どんな暮らしをしているのか。ここへ来て、それに触れれば、知られざる淀川をもっと間近で眺めたくなるでしょう。

大水槽

本物の淀川の魚たちに出会えます。

企画展示コーナー

淀川の歴史、環境、防災などをテーマにした企画展示を行っています。

資料閲覧コーナー

資料閲覧コーナーでは、川や水に関する一般書や淀川に関する資料を閲覧することができます。
(貸し出しは行っておりません)
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