道路敷地境界明示申請手続

3.明示図作成方法

※図面は、現地立会後、関係者の押印前の下図を1部作成し、担当者に提出してチェックを受けてください。チェックの結果問題がなければ、押印済みの図面(同意書含む)を2部提出してください。

① 図面のサイズはなるべく日本工業規格A列3番としてください。明示図がA3サイズ1枚に収まらない場合は、平面図、断面図及び座標リスト等を分割し、それぞれに契印してください。なお、この場合の契印は申請地所有者の押印が必要です。 

② 図面タイトル
「道路敷地(一般国道○○号)境界明示図明示地 ○○県○○市○○町字○○番○と道路敷地」と記載してください。 

③ 縮尺を記載してください。平面図1/500以上、断面図1/100以上 

④ 道路と申請地の境界線を赤色実線で記載してください。道路区域線は必要な場合のみ赤色破線で記載してください。 

⑤ 申請地番、隣接地番、境界点番号、点間距離を記載してください。

⑥ 断面図番号を記載してください。(例 ①—①‘、A—A’)

⑦ 境界点間距離を「単位m、小数点第2位止め(第3位以下切り捨て)」で表示してください。

⑧ 境界点から引照点までの距離を「単位m、小数点第3位止め(第4位以下切り捨て)」で表示してください。

⑨ 引照点は、明確な永久構造物を用い、後日境界点復元に必要十分な点数(境界点1点当たり2点以上)とし、境界点からおおむね10m以内で障害物がなく見通せる位置に設置してください。

⑩ 基準点は、国道の世界測地系の座標値、都市再生街区基本調査事業の成果に基づく街区基準点、又は補助点等の公共基準点等に関連づけた世界測地系の公共座標値を使用してください。ただし、現地状況により、公共座標値を使用できない場合は、担当者了解の上、任意座標値を使用することができる場合があります。

⑪ 境界点、引照点、基準点、機械点(多角点)の座標値は、点名、座標値(X,Y)及び種別(コンクリート杭,金属プレート等)を表示してください。座標値の単位は、小数点第3位止め(小数第4位四捨五入)で記載してください。

⑫ 境界点及び引照点が図面上わかりにくい場合は、詳細図に記載してください。

⑬ 図面の位置取りは、原則北を上とし、方位記号を記入してください。

⑭ <同意書について> 同意書記載例  同意書様式
申請地所有者は、同意書に住所及び氏名を自署{法人の場合は記名(ゴム印)可}し、実印を押印してください。また、隣接地所有者においては住所氏名の自署があれば押印は省略することができますが、記名の場合は押印が必要です。(認印可)
法人の場合の押印は会社印(角印)の押印があれば、代表者又は担当者等の押印は省略できます。また図面と同意書は別葉とし、同意書が最後のページとなるように綴じてください。明示図と同意書には、一連一体の文書であることを証明するため、申請地所有者の契印を押印してください。

⑮ <図面作成者に関する情報の記載について>
同意書「図面作成者欄」に図面作成日、作成者の住所氏名及び所属する法人名を記載し、職印等を押印してください。図面作成者に資格及び登録番号がある場合は、併せて記載してください。
※図面作成者に関する情報は、下図(明示図)には記載しないでください。