調査の内容について

パーソントリップ調査とは

パーソントリップ調査(パーソン=人、トリップ=動き)とは、「いつ」「どこから」「どこまで」「どのような人が」「どのような目的で」「どのような交通手段を利用して」移動したのかについて調査し、人の1日のすべての動きをとらえるものです。
人の動き(地域別・交通手段別等の交通実態)を総合的に把握する唯一の調査であり、交通計画、道路計画、防災計画等の検討のための基礎資料として活用されています。

第6回(令和3年)近畿圏パーソントリップ調査について

調査内容

京阪神都市圏では昭和45年に第1回パーソントリップ調査を実施し、その後10年間隔(昭和55年、平成2年、平成12年、平成22年)で実施しました。
平成22年度に実施した第5回調査では、社会情勢の変化(少子高齢化の進行、産業・職業の就業構造の変化、都市圏への人口集中など)による影響を把握するため、①調査圏域を近畿圏(2府4県)に拡大、②休日調査を平日調査と同規模で実施、③移動困難者に関する設問の追加など、新たな取り組みを実施しています。
令和3年に実施する第6回調査では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出状況の変化を捉える補完調査を実施しています。

調査実施期間

調査は、令和3年9月~11月に実施しました。

調査対象(対象者と圏域)

近畿全域(2府4県)にお住まいの方のなかから無作為に抽出させていただいた世帯の構成員(5歳以上)の全員を対象にしました。