概要
平成23年9月の台風12号に伴う豪雨により紀伊山地では5地区において河道閉塞が発生しました。そのうち2地区については対策工事により埋立てが完了しておりましたが、この度、新たに下記2地区において埋立てが完了し、安全性が向上しました。これにあわせ、今回埋立てが完了した2地区において、土砂災害防止法に基づく緊急調査※を終了します。
なお、緊急調査終了後も引き続き土砂災害対策工事を実施します。
※緊急調査とは、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)」に 基づき、河道閉塞等により重大な土砂災害の急迫している状況において行う調査で、調査の結果に基づき土砂災害の想定される土地の区域及び時期に関する情報(土砂災害緊急情報)の、周知を行います。
【今回埋立てが完了した地区】
・熊野川(くまのがわ)流域 赤谷(あかだに)地区 (奈良県五條市)
・熊野川(くまのがわ)流域 栗平(くりだいら)地区 (奈良県吉野郡十津川村)
【過年度に埋立てが完了済みの地区】
・熊野川(くまのがわ)流域 北股(きたまた)地区 (奈良県吉野郡野迫川(のせがわ)村)
・日置川(ひきがわ)流域 熊野(いや)地区 (和歌山県田辺市)
【湛水池が残っている地区】
・熊野川(くまのがわ)流域 長殿(ながとの)地区 (奈良県吉野郡十津川村))
※各地区の状況については別紙のとおり