概要
21日、淀川水系桂川支川田原川において油膜が確認された件について、田原川より取水している南丹市の一部(日吉地域)で水道取水障害が続いており、23日午後4時現在復旧の見込みが立っておりません。
○21日9時00分頃、淀川水系桂川支川田原川及び上流の深山川で油膜が確認された件で、田原川より取水している南丹市の一部(日吉地域)で、21日12時30分より水道取水障害が3箇所発生しています。(添付の図を参照下さい。)
○23日も、南丹市が水質検査を行いましたが、臭気異常が確認されたため、取水の復旧については、23日午後4時現在復旧見込みが立たない状況です。
○一部の地域では給水障害が生じており、南丹市では給水タンクを設置しています。詳細は次の南丹市HPにてご確認ください。
https://www.city.nantan.kyoto.jp/www/life/115/003/000/index_79324.html
○京都府南丹土木事務所が、21日、深山川と田原川の合流点付近、及び下流の田原川と胡麻川の合流点付近にオイルフェンスを設置し、引き続き23日も監視中です。
○原因は深山川の油膜発見箇所付近でオイルタンクの不具合により重油が漏れたことが原因の模様ですが、河川への流出量などは不明です。
○21日から南丹市が深山川でオイルマットにより油膜を回収し、引続き23日も監視中です。
○田原川と胡麻川の合流点より下流では油膜等は確認されていません。
○淀川水質汚濁防止連絡協議会を通じて関係機関には連絡済みです。
○魚類等の斃死は、現在確認されていません。
○特段の状況変化がない限り、本日はこれで終報としますが、今後も状況変化に応じて発表いたします。