2020年10月2日

学校法人関西大学による委託研究費の不正使用に係る措置について

概要

 関西大学は、近畿地方整備局と契約を行った委託契約において、8月4日に委託研究費の不正使用(目的外使用)があったことについて公表を行いました。近畿地方整備局は、関西大学からの報告を受け、不正使用の内容を確認し、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準) 国土交通省」に基づき、関西大学に対し、不正使用に係る費用の返還を求めることとしました。


●不正の内容:
委託研究費の目的外使用及び架空請求
学生就業者に対し、①授業の準備やレポートの採点といった教学補助業務に対する対価、②ゼミで行う見学会(ゼミ旅行)の宿泊費、学会への参加費及びそれらについての交通費の補填、③研究室内における研究上必要な消耗品等の購入費の立替金の精算、について「実験補助」に対するアルバイト報酬名目で委託研究費より支給していたもの。

●不正使用額:  668,800円

●その他:
「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準) 国土交通省」に基づき、当該研究者に対する応募申請制限について、今後、措置内容の検討を行います。

問い合わせ先

近畿地方整備局 道路部 道路工事課
 課長     八木 一也 (やぎ かずや)
 課長補佐  沼 勝雄 (ぬま かつお)
 電話 06-6942-1141(代表)