2020年7月1日

猪名川の水質改善幅が3年連続で全国第1位
~2019年近畿地方一級河川の水質現況を公表~

概要

・10年前と比べて最もきれいになった川は、淀川水系猪名川(大阪府豊中市利倉地点)で、3年連続で全国1位を記録
 (BOD平均値H21年:7.9mg/L→R元年:2.7mg/L改善幅5.2mg/L)。
・2019年の最もきれいな川は、新宮川水系熊野川(和歌山県新宮市熊野大橋地点)など近畿では4河川。


2019年に実施した水質調査結果に基づき、近畿地方一級河川の水質現況を公表します。
主な水質現況は以下のとおりです。

○過去10年間で水質が大きく改善した河川(地点)
 猪名川(大阪府豊中市利倉地点:改善幅5.2mg/L)→全国1位
 曽我川(奈良県北葛城郡河合町保橋地点:改善幅1.5mg/L)

○水のきれいな河川(地点別のBOD年平均水質が0.5mg/Lの地点がある主要河川)
 熊野川(和歌山県新宮市熊野大橋地点など)
 紀の川(和歌山県橋本市岸上橋地点)
 北川(福井県小浜市高塚地点など)
 揖保川(兵庫県宍粟市曲里地点など)
  *環境省の定めるBODの報告下限値(0.5mg/L)

○環境基準(主にBOD)の満足状況
 調査地点のうち、約9割の地点で環境基準を満足し、ここ5年間ほぼ横ばいです。

■川や水に関する、特集ページを設けたパンフレットを近畿地方整備局河川部のホームページからご覧下さい。 
   http://www.kkr.mlit.go.jp/river/kankyou/suisitu.html

問い合わせ先

近畿地方整備局 河川部 河川環境課 課長     藤井 節生(ふじい せつお)
                          課長補佐 北川 眞一(きたがわ しんいち)
            TEL06-6942-0608(直通)