2017年11月28日

新たな無人化施工技術の実証評価実験が実施されます!     ~紀伊山系砂防事務所がフィールドを提供~            

概要

○無人化施工は、この20年間に開発が進められ多くの災害緊急工事で用いられていますが、近年頻発しているゲリラ豪雨や台風などで発生する河川氾濫など、浸水被害時の応急復旧や水際・半水中部での災害への対応が課題となっていることから、現場でのニーズが高いながらも現存しない半水中環境における遠隔操作機械の開発が必要不可欠です。
 

○そうした中、次世代無人化施工技術研究組合(理事長:油田信一<芝浦工業大学特任教授>)において「無人化施工の次世代技術」の開発として、政府の「SIP(戦略イノベーション創造プログラム)」に位置づけられる遠隔操作による半水中作業システムの研究開発が進められており、国立開発研究法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託研究事業で、水深2m 程度の半水中を走行できるクローラダンプトラック(遠隔操作型重運搬ロボット)を開発中です。
 

○そこで今回、開発技術の実証評価を行い、検証するために当事務所事業箇所である赤谷地区の一部を実証フィールドとして提供します。
 

○ 開催日時・見学箇所・集合場所
・ 開催日時:12/8(金)15:00~16:15
・ 見学箇所:赤谷地区対策現場
・ 集合・解散場所:ふれあい交流館(夢乃湯)(小雨決行)

当日の天候や現地状況により、中止あるいは立入制限がかかる場合があります。
中止となった場合は、12/11(月)に順延いたします。

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 紀伊山系砂防事務所
副所長(技術) 木村佳則
工務課長    菅原寛明
TEL 0747-25-3111 FAX 0747-25-3276