建設技術支援 Construction technical support

近畿技術事務所の技術の一覧、及び、作成したマニュアル等を紹介しています。

舗装点検調査

　平成29年3月に本省道路局国道防災課から発出された、新たな「舗装点検要領」においては、５年ごとに目視による舗装点検を実施することとされています。

　ただし、「舗装点検要領」では、直轄高速道路における舗装点検は原則機械による点検を実施することとされており、近畿技術事務所において近畿地誌管内の自動車専用道路について路面性状調査（舗装のひび割れ、わだち掘れ、IRI）を実施しています。

　また、管内で実施された舗装工事および点検結果のデータを集約・とりまとめを実施し、データベース化を図っています。

　舗装を点検することで、舗装が痛んでいる箇所を発見し、この痛んでいる舗装を直すことで、周辺の騒音を防ぎ、安全で快適な道路を維持しております。

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区分		ひび割れ率	わだち掘れ量	IRI
Ⅰ	健全	20％未満程度	20mm 未満程度	3mm/m 未満程度
Ⅱ	表層機能保持段階	20%以上程度	20mm 以上程度	3mm/m 以上程度
Ⅲ	修繕段階	40%以上程度	40mm 以上程度	8mm/m 以上程度

健全性診断における判定区分