建設技術支援 Construction technical support

近畿技術事務所の技術の一覧、及び、作成したマニュアル等を紹介しています。

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簡易支持力測定器(キャスポル)

衝撃加速度法による簡易支持力測定器  MIS-244-0-61型

用途

・支持力の簡易測定[CBR値に換算]
・地耐力の簡易測定[K30値に換算]
・転圧効果の簡易測定[インパクト値]
・舗装修繕工事の路床土確認
・埋戻し土の支持力確認
・地盤改良後の改良効果の確認
・競技場、ゴルフ場等のコースの地盤硬さ管理
 
   ※キャスポルは、従来の原位置試験の補完用として用いる簡易支持力測定器であるため、
  得られた測定結果は当該試験等の代わりにはなりません。

特長

・反力のいらない支持力測定器
・カウンターにプリンターが付きました。
・小型・軽量・操作簡便・省人化設計品
・試験の結果がすぐ判ります。
・経済的です。短時間で多量のデータが入手可能。
・電源は充電式DCです。どこでも測定可能。
・個人差がなく、どなたでも同じ測定ができます。

原理

 JISA1210規格に相当するランマーに特殊な加速度計を組み込んだもので、締固められた路床・路盤に45cmの落下高さから4.5kgの重錘を自由落下させ、その衝撃加速度[インパクト値]の大小をデジタル表示器に即座に表示します。強い地盤の場合はインパクト値が大きく表示され、逆に弱い地盤は小さく表示されます。

操作手順

  1. キャスポルの三脚を伸縮して水準器を見て垂直に設置します。
  2. キャスポルのランマーを引上げ、ストッパーに固定します。
  3. ストッパーをはずしランマーを落下させます。
  4. カウンターディスプレイに表示された測定値を読み取り、記憶ボタンを押しそれを記録します。
  5. 測定器を次の測定に移動します。
  6. すべての測定が終了したら、印字ボタンを押し、プリンターに記録します。
  • 設置

  • 測定

  • 移動

 ※測定結果の取扱いは測定器使用マニュアル作成委員会(近畿技術事務所発行)のマニュアルに従って正しくお使い下さい。

仕様及び構造図

■仕様

本体部
ランマー質量  4.5Kg 
ランマー落下高さ  0.45m 
 打撃面直径 0.00196m2 
ランマー固定法  1支点バネ式構造 
 操作スイッチ 測定開始スイッチと連動式 
三脚  開閉自在一段伸縮式 

表示部
LCD表示  7×5ドット 
  数字、力夕力ナ、ローマ字表示 
表示内容  Ia値、CBR値等の測定値、測定数、平均値、最大値、最小値、偏差値をスクロール表示 


出力部
プリンター 年月日、換算式、測定値統計計算値を印字出力

収納運搬ケース
アルミ製
(本体・表示部)
 

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