阪神・淡路大震災モニュメント

 わが国の道路橋の耐震技術は、関東大震災(1923年/大正12年)を契機に導入されて以来、いくたびかの経験を踏まえて確立されてきましたが、今回の地震は、これまでに直面したことのない大規模なものでした。
 国土交通省が管理する国道では、路面が陥没するなど道路施設の多くがいたるところで大きな被害を受けました。中でも、2号浜手バイパス、2号ポートライナー、43号岩屋高架橋及び171号門戸高架橋の4箇所のおいては、橋脚が傾いたり、橋桁が落橋あるいは大きくずれるなどの大きな被害を受けました。
 こうしたことから、「被害の姿」を後世に残すことを望む声や、防災意識の高揚に資するため、ここに被災した2号浜手バイパスの「RC橋脚、伸縮装置、支承」を保存することにしました。

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