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【記者発表】洪水からみんなの地域をまもろう~「水防月間」が始まります~

 国土交通省では、防災・減災の取組の一環として、梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解を深められるよう、毎年5月(北海道は6月)を「水防月間」と定めています。期間中は、姫路河川国道事務所管内の加古川・揖保川で、あらゆる関係者が協働して治水対策に取り組む「流域治水」の実効性を高める重要な取組の一つとして、様々な取組を実施します。

【「水防月間」の取組】〔5 月1 日~5 月30 日〕

① 水防月間の周知 資料1

・広く水防の重要性や基本的な考え方の普及啓発を図るため、水防月間に関するパンフレットやチラシを事務所管内、道の駅、加古川市防災センター等に配置、各種イベント時に配布。
・「流域治水」ポータルサイトの運用を開始し、水防に関する動画の放映や防災関連情報をわかりやすく一覧化するなど、「流域治水」の自分事化に繋げます。

② 水防上、特に注意が必要な場所の点検 ※1 資料2

【目的】洪水時の迅速な水防活動に備えて、水防活動が必要な箇所の現地確認等を行います。
【内容】各市町の担当者や水防団等、河川管理者が共同で巡視を行い、水防活動を行う上で特に注意を要する箇所(重要水防箇所)等を確認します。

③ 水位・雨量観測所等の点検 ※2 資料3

【目的】市町の避難情報発表のトリガーとなる水位情報の計測に問題が無いか等を確認します。
【内容】水位・雨量観測所等の河川に関する施設を点検し、必要な補修等を行います。

④ 水防に従事する職員への研修会 資料4

【目的】消防団等が正しく情報を理解し、水防活動を実施できるように研修会を実施します。
【内容】近年の水害発生状況や水防活動の事前の備え、情報収集ツールの紹介等を行います。

⑤ 洪水対応演習、樋門操作等の訓練 資料5

【目的】洪水時の迅速かつ円滑な対応に備えて、洪水を想定した訓練を実施します。
【内容】関係機関と連絡体制や警報発表の手順の確認、河川状況の情報収集等を行います。
※1、※2:取材可能(別途、開催日時や実施場所等について記者発表予定)

【水防に関するその他の取組】

① マイ・タイムライン作成講座 資料6
② ワンコイン浸水センサ実証実験 資料7

問い合わせ先

  国土交通省 近畿地方整備局 姫路河川国道事務所
 副所長          北垣 啓文(きたがき ひろふみ)
 加古川・揖保川流域治水室 永田 佳之 (ながた よしゆき)

 電話:079-282-8211(代表)
 ホームページ :https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/index.php
 X(旧Twitter):https://twitter.com/mlit_himeji