(1) |
流域の概要 |
浅水川は、武生市・南条町・池田町の行政界にあたる岩谷山(標高709m)に源を発し、武生市東部域を北方に流下して、鯖江市に入ってから武生市東部平野から流れてくる穴田川および今立町全域を流域とする鞍谷川を合流し、鯖江市鳥羽で流れを西方に大きく変え、鯖江市街地の東側低地域の排水を受け持つ黒津川を合わせ、福井市三尾野地点で日野川に合流する。流路延長約24km、流域面積169.9km2の比較的大きな河川である。 |
(2) |
治水計画の概要 |
浅水川は、明治43年(1910)からの九頭竜川改修第二期工事で新川開削が決定し、大正13年(1924)にほぼ現在の浅水川の基本形が出来上がった。
その後、昭和25年(1950)頃から流下能力を増大させるための河川改修が行われ、昭和37年(1962)、46年(1971)に計画規模を改定しつつ改修が進められた。その結果、日野川合流点付近の疎通能力は420m3/sとなった。 |
|