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(2) | 治水計画の概要 | |||||
八ヶ川は、川幅が下流部で8〜11m、上流部で2〜4mであり、疎通能力も下流部において13〜16m3/s、中流部で5〜6m3/sと少なく、昭和56年(1981)7月の梅雨前線による豪雨時には、中・上流部において浸水被害が発生している。 そこで、水田の宅地化による流出増を考慮し、超過確率1/30年で改修計画を立て、九頭竜川合流点より上流4.395kmを一般河川改修事業で、さらに上流1.005kmの区間を河川局部改良工事で進めることとなり、下流部の改修を進めている。 |
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(3) | 事業の効果 | |||||
八ヶ川は、治水安全度を超過確率1/30年として事業を実施することによって、約131haの区域内の家屋150戸、工場5棟、約110haの田畑が氾濫による被害から守られるなど、大きな事業効果が期待できる。 |