○６月１８日２時００分頃、福知山市大江町南山地先において、福知山鉱山抗廃水処理場より未処理の廃水が流出しました。

○６月１９日午前５時、鉱山廃水の流出量が処理場の処理能力内に低下したことから、未処理廃水の流出は停止しています。

○６月１８日及び１９日に在田川（福知山市）及び１９日に由良川本川（国）で水質調査を実施した結果、１８日 に在田川で採水した検体において、処理場直下流地点のｐＨ値のみが、処理場で定めている基準値 5.8～8.6 に対し 5.3 で、基準値を満たしていませんでした。※1

　その他の検体においては全ての検査項目で基準値を満たしていました。

○現時点で魚類等のへい死は確認されていません。

○関係機関へは福知山市及び水濁協より連絡済みです。

○現時点で利水者からの影響報告はありません。

○特段の状況変化がない限り、これで終報とします。

　※１ 休廃止鉱山の坑廃水について、法律に基づく規制はないが、福知山市では、地域の安全や環境保全のために、水質汚濁防止法の規制基準に準じて、目標基準を定めて廃水処理を行っており、今回の検査は、これに基づいて実施。