水害の激甚化を踏まえ、ダムによる洪水調節機能の早期強化に向け、本日、由良川水系の河川管理者、ダム管理者及び関係利水者間で、既存ダムの洪水調節機能強化を推進する「由良川水系治水協定」を締結しました。

　令和元年１２月１２日、「既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議」において、「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」がとりまとめられました。
　本方針に沿って由良川水系の河川管理者、ダム管理者及び関係利水者で協議を行ってきた結果、本日、由良川水系の既存ダムについて、事前放流等により洪水調節機能の強化を図る「由良川水系治水協定」を締結しました。
　この治水協定により、既存の洪水調節容量（約２，２７０万立方メートル）に加え、最大約６４０万立方メートルの洪水調節可能容量を活用し、気候変動等により頻発化、激甚化する洪水に対して、流域の浸水被害低減を図ります。
　なお治水協定は、今後必要に応じて適宜見直しを行い、より効果的な運用を図っていきます。
　ダムごとの詳細につきましては、別紙お問い合わせ先にお問い合わせください。